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三島市「kintoneを活用した学校DX」が話題。アイティエスが技術面を支えています。

 学校の先生方の働き方改革や業務負担軽減としてICTを導入する動きが全国で広がりはじめています。

  

 先進事例として注目されているのが静岡県三島市の「kintoneを使った校務のDX推進」。市内の公立小中学校の先生と教育委員会職員の全員にkintoneアカウントを配布し、ペーパーレス化と業務の省力化をはかる取組みです。2021年7月〜2022年2月に、校舎の修繕依頼をkintoneで完結できるシステムを構築して実証事業を行いました。この結果、従来のプロセスと比べて約244時間の作業時間削減や記入漏れ減による業務の質の向上、進捗状況がいつでも確認できることによる問合せの激減といった確かな効果が実証され、全職員への本格導入となりました。校舎修繕のほか、備品管理や水道検針、生徒の問題行動報告などについてもkintone化で効率化がはかられました。

  

本格導入ではまず、年度初めの大きな業務負担である「家庭環境調査票・保険調査票・各種問診票・タブレット使用同意書」のオンライン入力を手掛けています。従来は紙で提出し教員が入力していましたが、今年からは保護者がPCやスマートフォンなどで記入・提出し、学校はkintone上で管理・利用するようになります。大幅な省力化に加え、情報セキュリティの強化・転記ミスの解消・検索性の向上など運用上のメリットも高まります

  

サイボウズ社のkintoneはアプリケーションやシステムを自由に自分で作れるサービスですが、三島市のご担当者様には「複雑な構造のアプリは作った人しかメンテナンスできなくなる」などの懸念もあったとのこと。kintone導入を決めた一番大きな要因として「サイボウズのパートナー企業である市内のアイティエスというIT企業がGIGA端末の管理も請け負っており、業務アプリ開発にも協力いただけること」(※1)を挙げていただいています。

  

アイティエスは市内小中学校で活用されているタブレットの管理・更新といったハード面のサポートにとどまらず、トラブル解決や使い方のレクチャーなどを通じて、先生方が安心して教育にICTを活用するよう伴走しています。教育活動以外の校務でも同様に使える・効果の出るICTをサポートしてまいります。

    

取組み内容や効果について、詳しくは以下の記事をごらんください。

  

●Kintne(キントーン)を活用した校務のDXについて|三島市長定例記者会見(令和5年5月26日)
https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn054421.html

  

●三島市教育委員会、kintoneを採用し、市内公立小中学校全教員にアカウント配布 校務のデジタル化で、年間1万枚以上のペーパーレス化を実現|(株)サイボウズ ニュースリリース(2023/5/26)
https://topics.cybozu.co.jp/news/2023/05/26-18449.html

  

●市内公立小中の全教員にkintoneアカウント配布 静岡県三島市が教育DXの一環で|IT media(2023/5/26)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2305/26/news117.html

  

●三島市教委、kintoneを採用し市内公立小中学校全教員にアカウント配布|ICT教育ニュース(2023/5/29)
https://ict-enews.net/2023/05/29cybozu/