i-Construction 実行支援サービス
i-Construction(ICT)は、測量・設計から施工までICT技術をフル活用し、建設現場の生産性向上を目指す国土交通省の取り組みです。建設現場では今後10年間で、第一線で現場を支えてきた技術者の高齢化が進み、技術の担い手が大幅に減少すると言われています。この人手不足の時代にこそ、アイティエスの技術がお客様の生産性向上をお手伝いいたします。
導入効果
国土交通省が推進する「i-Construction」により、今まで主に2次元管理されていた図面等が3次元で管理される必要性が高まっています。3次元化することにより施工の効率化・高度化(情報化施工)や、計画・設計段階においては視覚的に比較検討が容易になり、設計ミスの削減につなげることができます。起工測量から電子納品までの延べ作業時間については、土工では約3割、舗装および浚渫工(河川)では約4 割の縮減効果がみられるとの国土交通省からの発表もあります。
位置出し、観測、丁張りなどにおいても、若い技術者でも容易に測量、施工が可能になるだけでなく、出来映え・出来高をいつでもワンマンチェックでき、作業員の削減や効率化でコスト削減につながります。
工程
01.
3Dレーザースキャナー計測(点群取得)
3Dレーザースキャナーでの効率的な計測により、高密度で高精度の点群データ取得を行います。
点群取得:3Dレーザースキャナー GLS-2000M TOPCON
位置出し・観測:快測ナビ(Adv)(株式会社建設システム)
02.
点群処理
点群データの解析・フィルタリング、地盤面抽出といったノイズ処理を行います。
点群合成:MAGNET Collage TOPCON
点群処理:SiTE-Scope (株)建設システム
03.
3D設計モデリング
平面線形・縦断線形・横断要素・基準点座標などを基に3次元設計データの作成を行います。(MC・MG対応データ)
点群合成:MAGNET Collage TOPCON
3D設計モデリング:SiTECH3D (株)建設システム
04.
出来形管理(3D計測・ヒートマップ)
出来形管理において、3DLSによる計測からヒートマップを含めた出来形管理帳票の作成を行います。
05.
3Dデータ電子納品
管理要領(案)に基づいて、3Dデータ等の電子納品成果品の作成を行います。
i-Construction 実行支援サービス
導入支援サービスの特徴
ICT活用工事の運用ガイドラインを熟知した有資格者が、確かな技術で土木・建設業者様の課題を解決、サポートするサービスをご用意しています。
- ICT活用工事の経験がなく不安、現場が忙しくて3次元設計データ作成の時間確保が困難、設計が複雑で3次元設計データを作成するのが難しい、などという方にはおすすめです。
- 現場の位置出しや観測作業がワンマンで可能となるようなお手伝いもさせていただきます。
- 施工管理の効率化と高い品質を実現するスマート施工に必要な3次元施工データの作成はお任せください。
また一度ご用命いただいたお客様からリピートでご用命いただくことも多いことから、自信をもっておすすめできるサービスとなっています。
- その他関連サービス -
- 図面編集(レイヤー振分・P.21変換)
- 道路施設基本データ作成
- 完成平面図作成
- TS出来形基本設計データ作成